自転車

ブルホーンに STI を組む。その 4(ブレーキワイヤー取り回し後編)

 スタンダードのVブレーキ + トラベルエージェントの組み合わせに見切りをつけたので、Bike24というドイツのショップからテクトロのRX5を購入。円高の強みか送料を入れても国内で買うのと大差ない上、クレジットカードでクリックした瞬間に決済されるお手軽さを知ってしまうと、ほとんどのショップが銀行振込の国内の通販は使う気がしない・・・・。

さて。いきなりだが完成型がこれ。
Rx5

 シューは評判があまりよろしくない RX3 に比べれば良いらしいが、これまで使っていたものを使うことにして交換。

 通常、ロード用のレバーにはブレーキ、シフター共にワイヤーアジャスターはついておらず、これにアジャスター無しのmini-Vブレーキを組み合わせるとそれでなくともシビアなワイヤー調整が超絶難しくなってしまう。ましてや今回は新品のワイヤーなので初期伸びにすら対応できない。

 というわけでブレーキといっしょに頼んだのがこのパーツ。
04

 STI レバーからのケーブル引き込みに使ったダイアコンペのフレキシブルワイヤーリードにアジャスターがついたもの。ただ、今回はこのアジャスターしか使わない。パイプから取り外してRX5付属のリードパイプに組みあわせることで STI レバー + V ブレーキでも微調整が可能になる。

 実はこのアジャスターを使うのにはもう一つ理由がある。

mini-V はケーブルストロークが小さいため、ブレーキアームからワイヤーリードをはずせない。すなわちホイールにクイックリリースが付いていてもブレーキが開かないのでパンクや車載時にホイールを外せず、せっかく調整して締めたクランプを緩める必要が出てしまう。

 ところがこのアジャスターが付いていれば、目一杯緩めればこの問題は解決。微調整可能になるよりも実はこのメリットの方が大きい。RX6 にはどうやらこのアジャスティングバレルが付いている (と HP には記載してある) が、いろんなパーツの組み合わせをすれば等価の機能には近づける。高いけど。

 なにしろ組んで行くにしたがって問題が出て、そのたびにいろいろ買うので進まない、出費はかさむ。それでも苦労 (出費) の甲斐あってブレーキはまぁまぁ納得できるレベルには落ち着いた。もうちょっとカチッとしたフィーリングになれば最高なんだけど・・・・。

ブルホーンに STI を組む。その 3(ブレーキワイヤー取り回し中編)

こいつはやっぱり曲者、なのか・・・。

Travelagent01

 個別の商品を誹謗中傷する気は全く無しで。セッティングが悪い、ということなんだろう、と思いつつ。

 2ch でもさんざん言われ、ネット上の各所で書かれているとおり、なかなかセッティングの出ない Travel Agent (with adjusting varrel)。 ワイヤーを 2本ほどダメにしつつ、取り説のべスト位置とは若干異なるもののほぼ現状でベストと思われる位置にセッティング完了。

 カンチ用のブレーキレバーの引きしろを V ブレーキに変換できるところはこのパーツの原理から確かに機能する。ポジションチェック時の握り代やストロークは問題なし。が。ブレーキリリース時にワイヤーのテンションが落ちるとブレーキのアームが開かずにトラベルエージェントに巻き付いているワイヤーがほどけるのにワイヤーストロークを喰われてしまってプレーキシューがリムからきちんと離れない。ワイヤーに巻き癖がつけば、とも思ったのだが、もともとあんまり信用していなかったパーツということもあって、今回は潔くこのパーツは不採用。

 というわけでショート Vレバーを調達する。事実上選択の余地は Tektro の mini-V シリーズしかない。Tektro の HP では RX6 なんていうラインナップも出ているがこいつはまだ完成車向けのみらしく、パーツでの販売は見付けられず。仕方ないのでブレーキシュー交換前提で RX3 か RX5  を購入するしかないのかなぁ・・・・・・。

ブルホーンに STI を組む。その 2(ブレーキワイヤー取り回し前編)

 というわけで一通りパーツが揃っていることにしてまずはブレーキワイヤーの取り回しから。

 もともと STI レバーはブルホーンハンドルへの装着は (おそらくメーカー的には) 想定外なのでワイヤーの取り回しはドロップハンドルのようなハンドル外での曲げをすると結構きつい。多くの先駆者のようにハンドルパイプの中を通すことにしてもやっぱり R はきつかったりする。
Handle011

 なのでまずは STI レバーの加工から。

Lever011

 基本的に "まっすぐ" 出ようとするワイヤーを下向きに曲げた場合に当たるリブの部分を削る。削りすぎるとブラケットの剛性が落ちそう、とも思ったがブラケット握ったダンシングをするわけでもないので許容する。実際にはかなり削っても大丈夫。(だと思う。)ここで一度ハンドルに取り付けてワイヤーを通すために開ける穴をハンドルにマーキング。ワイヤーは曲がりながら入っていくので長穴を開ける。

 ブラケットを削ってもよっぽど(心配になるほど)削らない限りは普通のアウターを使うとやっぱり曲げはきつい。なのでこここんなものを購入して、レバー直後のハンドルへの導入部に使う。

 

011

 こんな風に曲げてもバネの様に戻る。このキャップの部分をねじりながらはずすと樹脂のインナーパイプが 6~7mm 程剥き出しになるが、そのインナーパイプがSIT レバーのワイヤー孔にぴったり収まるので非常に都合良し。

 そんなこんなで一通りの工夫がおわると・・・。

02

 こんな感じでそれなりの曲げでブレーキワイヤーが通る。バネっぽいワイヤーリードのおかげで無理な曲げにならないように勝手に収まるし、組み付けも比較的簡単。車体に取り付ける前加工としてはここまでやっておけばいいと思う。

ブルホーンに STI を組む。その 1(準備編)

 通勤快速仕様の MTB (200? Schwinn Moab Comp) は実はダートは 1度くらいしか走っていな かったりする。当然 2インチ超のブロックタイヤは購入早々にスリックタイヤに変更。が、そこまで。ちょっと前から感じていたフラットバーをロードメインで使う不自由さと、どうやってもしっくりこないポジションに我慢しきれず。とうとうブルホーンハンドル化に踏み切ることにした。

 以前乗っていたロードレーサーの STI レバーの気持ちよさがどうにも忘れられず、思い切ってブルホーン化と同時に STI レバー化までやってしまおうと夏休みにぼちぼち集めたパーツがこれ。

20090823445

パーツを集めるにあたり、参考にさせていただいたのはこちらとか、こちら

 ロード主体の気軽なツアラーにするつもりなので、もともとMTB用ワイドレシオのリヤギヤはロード用 9速ティアグラのクロスレシオのものに。STI レバーも TIAGRA。基本的にロード用のパーツをそろえたのだが、フロントクランクセットが MTB 用の 3速を センター+アウター の 2速使いにして今回そろえたロード用パーツでいけるのかがちょっと微妙。

 ブレーキは V とカンチの違いをトラベルエージェントで吸収する予定。(某掲示板ではこのパーツはボロカスの評価のようだが、まずは使ってみてその後はまた考える。)

 肝心のハンドルは Profile Design の 芯-芯 420mm。

 ブレーキワイヤーの処理が結構難関だという情報はあちこちのブログでも見ていたので写真には映っていないけれどもワイヤーリードは角度や長さ違いで数種類準備した。

 手始めにSTI レバーとハンドル、ブレーキワイヤーの取り回し辺りから始めるか・・・。