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燃焼ヒーターを付ける~その6 配線接続

これまた悩む。

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 本体の取り付けは概ね狙いどおり。車の下はちょっとくらい加工が荒くても、まぁ、見えないし、クランプなどにもそれなりに気を遣ったのでいろんなモノが外れたり壊れたりすることは無いはず。車の下って結構乱流が凄くていい加減にクランプしたりすると常用の速度域でも渦を巻いた風とヒーターの燃焼用の吸排気管が共振したりして壊れちゃったりする。大きな声じゃ言えないけど、”FFヒーター取り付けました!”なんてショップや依頼主のブログにアップされてる写真を見ると (これって大丈夫?) なモノもあったりして人ごとながらちょっと心配だったりする。

 さて。本体が取り付いたのでいよいよ電気配線。

 この手の工作をする場合に一番悩むのが車内から車外にどうやって必要な電線を引っ張り出すかってこと。乗用車の場合はインパネの奥からバルクヘッドを通っている純正のワイヤーハーネス用の穴の隙間を通す工具なんかを使って苦労する場合が多い。

 燃焼ヒーターは幸い本体を車内に置くのであれば車外に引っ張り出すのは燃料ポンプ用の配線だけ。200系ハイエースの場合は幸いなことに今回さむやぁが取り付けたスライドドアのステップの最後方にゴム栓で埋めてある穴があった。(この穴があって、これを使える、という目算があったから本体をここに置いた、ということもある)

 このゴム栓、先をテーパー状に絞って塞いである筒。あまりに都合がいい形状だったので先をハサミでちょん切って燃料ポンプ駆動用の電線を通した。下向きで長さもそれなりにあるのできつめに (穴は小さめに) してやれば水が上がってくることはない。

 さぁ、これで一件落着。・・・ではなかった。

 国内のイーベルスペッヒャーの販売チャンネルの一つである某社の HP を見ると ”配線はギボシ作りからになります” なんて記述があって、ちょっとビビったりする。こういう記述があると DIY の情報収集段階で ”俺でも出来るのかな” なんて弱気になるのだが、実はマニュアルは非常に丁寧。

 このギボシ作りから、というのにはちゃんと理由があって、タイマーとか、リモコンとか大気圧補正ユニットとかのオプション品の組み合わせや (詳しい内容は不明だけど、おそらくはイグニッションキーなどとの連動が法律で定められている) ADR (Australian Design Rules) に対応するための、すべての組み合わせを網羅することが出来る配線、カプラはたぶん作れないからだと思う。

 それよりも教育した販売店で施工させる or マニュアルにきちんと書くことで対応したということなのだろう。tyco 製のカプラにはきちんとピン番号が表示されているので、まぁ、ギボシ作りからの加工も出来ないことはない。

 ところが。 

 CD-ROM のマニュアルや付属していた紙のリファレンスをどれだけみても燃料ポンプ用のカプラに接続する電線の極性が分からない。まぁ、ポンプなんてソレノイドとダイヤフラムを組み合わせたモノか、モーターが入っているモノのどちらかなので極性を逆にしたところでたいした問題はあるまい、壊れることはないだろう。燃料が送られないだけだ。そのときはつなぎ替えればいいや、と腹をくくる(この時点でポンプの形式、素性は分かっていない)。

 グダグダしていても進まないのでカプラの 1 と書いてある方に緑-赤 (+) を、2と書いてある方に茶 (GND) を接続した。(と思う。忘れちゃった。)まぁ、確率は 1/2 だ。

 結論から言うと、記事と実時間が前後するが、ポンプはソレノイド+ダイヤフラムの容積型。もともと極性無しなのか、ギャンブルが成功したのがは不明だが、この接続できちんと燃料は圧送され、本体に供給されることが確認できた。

 というわけで、本体サイドの加工は取り付け、吸排気配管、燃料供給も (確認はさておきそれなりの体裁) 終了したため、次はコントローラー系と本体への電源供給へと移行する。

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コメント

さむやぁ様々

どうもありがとうございます。
現在外は-12℃でございます。
早く付けねば死んでしまう季節になってしまいました。

詳しい写真ありがとうごぜぇますぅぅぅぅぅ(;ω;)

そうなんですよ。説明書じゃ極性がわからんのでした。「まーどっちかだろう」程度に考えてたのですが、一度ギボシしてコネクター組んじゃうと取り替えるのもメンドいんですね。
他の諸先輩方のブログを見ると、燃料ポンプの防振はしっかりしないと結構響いて気になるとかで?
…そんな繊細な神経を備えてみたいこの頃です。

小生の車がフツーのSUVで、買ってしまった本体がD4plusでした。
「トイレの中でジェットヒーター焚くようなもんだ」と言われ、点火後何秒で干物になれるか楽しみでございます。

これからも楽しみに取り付け日記見させていただきますね~

あにくまさま

 -12℃ですか!取り付けのための屋外作業で死んじゃいますよ・・・。私は寒くなってしまうと取り付けが億劫になっちゃうので 9月に本体を買ったのですが、ようやく先週試運転までこぎ着けました。(時間かかりすぎ)

 燃料ポンプ用のカプラは一度はめてしまうと抜きにくい、抜けたとしても端子を抜くために特殊工具が必要、というものだったので、別カプラを途中に入れて、最悪極性を間違えたら組み替えられるようにしました。結果としては本文のとおり上手く動いたのでそのままです。

はじめまして エバスベッヒャーの電気配線でお尋ねしたいのですが、宜しくお願い致します。
主電源の赤(太い)赤(細い) 本体配線の赤(太い)赤(細い)をヒューズBOX に差し込めばよろしいでしょうか? 茶はアースで赤白(細い)が余ります。
後、コントロールの端子圧着で二股に配線を分けることが有りましたでしょうか?
お手数をおかけしますが宜しくお願い致します。

ニイノミさま

返信遅れ申し訳ありません。古い記事にコメントいただき、思い出すのに必死です。

実際の配線は車で埋めて(隠して)しまったのですぐにみることは出来ませんので記憶から。

前提として、タイマーや高知補正ユニットなどのオプションがないものとして書いています。(ある場合はいろいろと変わってくるので・・・)

まず、太い赤線 (rt) はそのままヒューズの太い方へ。

細い赤線 (rt) は被服チューブで束ねてある中から出ていますが、こいつはコントローラーからきているもので、本体から出ているものではなかったと記憶しています。(本体からの場合はコネクタの何番
から出ているか教えていただけるとお教えできると思います) 

コントローラーからきているものであればこれはヒューズ 2系統あるうちの細い線のほう) につなげば OK です。

茶(br) はアースでよいです。

コントローラーへ行く線は確か茶-白を二股に分けてコネクタの 3番と5番にいれたと自分の作業記録に書いてありました。

コントローラーが純正の (オールインワンのキットのもの) で、追加オプションがないのであれば赤白だけでなく、灰色、茶色、青白も余るので合計 4本が余るはずです。

私の D2 は高地補正ユニットがついているのでちょっと配線が異なっています。

なので、全く同じであるようにお教えすること出来ず申し訳ありません。

http://www.eberspacher.com/downloads/technical-documents/airtronicD2+D4_technical.pdf

で英語ですがマニュアルあります。

参考になれば幸いです。

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