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太陽光発電は代替エネルギーの夢を見るか

 昨年夏に我が家では SHARP の太陽光発電システムを導入した。

 導入当初より ”電圧上昇抑制” なるものが頻繁にかかり、どうも中部電力側からの供給電圧と我が家の発電電圧のバランスがよろしくなさそう、ということが分かってはいた。が、SHARP の発電モニタは”電圧上昇抑制” がかかった履歴は電力会社からの圧力なのか、太陽光発電システムメーカーの自主規制なのか、普通のユーザーの操作では1つしか表示されない。隠蔽が意図的であることがありありと見て取れるヘタれっぷりだ。

 で、サービスマンモードなるメンテナンスモードへの入り方を発掘、電圧上昇抑制の履歴を見た。とある日、驚愕の事実が判明。

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なんと日中 5時間半にも及び発電を一部止めている・・・・。

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そりゃ、そんだけ止めてりゃこんな形にもなるさ。

 この問題を解決するには電力会社からの我が家周辺への供給電圧を若干下げてバランスを取る必要があるらしい。

 さて。太陽光パネルを載せた住宅が密集するエリアでは晴天時に一時的に供給過剰な状態が起こりえる。このために電力会社からの供給電圧を下げて解決・・・・・するのか?

 供給電圧の設定ってやつは消費具合を見ながらダイナミックかつフレキシブルに変化させるなんて器用なことはできない。一番使うと思われる時間帯の周辺の電力量を見て、その消費量の際に安定供給できるように一度決めたら再設定するまではそのまま。

 

昼の供給過剰を受け入れるために下げれば誰も発電しない夜は当然需要が供給を上回る。電力会社の提供するクオリティは電力の安定供給だから、できればエンドユーザーの近くで不安定な太陽光発電に頼ることはしたくないというのが本音のはずだ・・・・。

 電力供給の逼迫した状況で、太陽光自家発電を最大限利用したい一方、そうするためには電力安定供給の余裕度を削るというジレンマを今後技術的(設備的)に解決していかなければ家庭用の太陽光発電は代替エネルギーの脇役にさえもなれないのかもしれない。

 ちなみに。

 電圧上昇抑制のかかっていない状況で我が家のパネルが発電する電力は条件が良ければ 4.5kW くらい。昼間の時間で我が家の電力使用量は 0.5kW 程度なので、同程度の住宅ならばおよそ 9軒分の電力を賄っている。

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