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目くそ鼻くそ

分母には何故触れない?

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ニュースの一部抜粋。ちなみに全文はこちら

(引用ここから)

 そんな中で、国産の2リットルペットボトル(本体)で36.2グラムの最軽量を実現したのが、清涼飲料2位のサントリー食品だ。使いやすさにも配慮し、3月末からミネラルウオーター「天然水」に順次採用する。ミネラルウオーター市場が伸び悩む中で、今年は新ボトルの投入をアピールし、前年比3%増の販売をもくろむ。

 ペットボトルの軽量化のメリットは、大きく2つある。1つが樹脂の使用量削減で容器コストを圧縮できること。もう1つが容器製造時や輸送時の二酸化炭素(CO2)排出量が減らせることだ。

 これまで国産2リットルボトルの最軽量タイプは、日本コカ・コーラが昨年売り出した「森の水だより」の38グラムだった。サントリーが採用する「天然水」のボトル重量は現在40~59グラム。36.2グラムの新ボトルを採用し、昨年と同じ量を製造したとすると、CO2排出量は一般家庭1400世帯の年間排出量に相当する7000トンを削減できるという。

(引用ここまで)

ばらつきもあるが、以前の容器の中でもっとも重かったものを見積もって 59-36.2=22.8 (=約 60% 減 (当社比)) 。サントリーの、ペットボトルメーカーの技術と努力は認めよう。今時 10%減だって並大抵の努力ではできない。それが一気に 60% 減だ・・・・。

しかし。

報道は内容物を忘れてはいないか?相手は 2000g もの水を抱えている。

(2059-2036.2)/2059=0.01107=1.1%

容器の重さがちょっとくらい減ったって誤差だ。どうみても。あまりに内容物が重すぎる。内容物をあえて無視し、ニュースの名を借りた広告を打つマスコミやメーカーに対して消費者は食傷気味だということにいい加減気がつくべきだ・・・・。

そうは言っても (内容物がただの水であることはともかく) 2L のペットボトルの輸送コストは非常に優秀。簡単に比べてみた。

Photo_3

*350ml 缶は 17g(実測) 、ビール瓶は軽量タイプ(473g)、ビールケースは 1650g で計算。

アルミ缶、ペットボトルに対して瓶詰め製品の輸送コストが非常に高いことは容易に想像がつく。その回収率の高さからリサイクル(リユース)の面で優秀、といわれている瓶ビールは輸送コストを上回るだけのリサイクルメリットがあるのだろうか・・・・。

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